ノロウイルス感染症・食中毒予防対策

更新日:2024年12月26日

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ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、特に冬季に流行します。ノロウイルスは少量でも感染し、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などを起こします。特に子どもや高齢者が感染すると、症状が重くなることがありますので注意が必要です。

ノロウイルスについてはワクチンがなく、また治療は輸液などの対症療法に限られるため、予防対策を徹底しましょう。

予防対策

〇食事の前やトイレの後、調理前後には、必ず手を洗いましょう

指の間や爪の間、手首など汚れの残りやすいところをていねいに洗います。

 

〇調理する人の健康管理に気をつけ、症状がある場合は食品を扱わないようにしましょう

普段から感染しないように、食べものや家族の健康状態に注意しましょう。

 

〇胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう

ノロウイルスは乾燥すると空中に漂い、口に入って感染することがあります。二次感染を防止するために、 吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに、ペーパータオル等で拭き取り、塩素消毒後、水ぶきをします。拭き取ったおう吐物や手袋などは密閉して廃棄します。その際は、使い捨てのマスクやガウン、手袋などを着用します。

 

〇加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱し、調理器具や調理台は消毒をして清潔に保ちましょう

食品の中心温度が85~90℃で90秒間以上加熱しましょう。

まな板、包丁、食器、ふきん、タオル等は、塩素消毒液で浸す、又は熱湯で1分間以上の加熱が効果的です。次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めて「塩素消毒液」をつくりますが、家庭用の塩素系漂白剤でも代用できます。

 

適切な手洗いの方法

ノロウイルスに関するQ&A

ノロウイルス食中毒対策

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