化学物質過敏症をご存知ですか?

更新日:2024年10月04日

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「化学物質過敏症」とは

 「化学物質過敏症」とは、建材、合成洗剤、柔軟剤、化粧品、芳香剤、除草剤、排気ガスなどの日常生活に含まれる、通常では問題にならないような微量の化学物質に敏感に反応して、「頭痛」、「めまい」、「倦怠感」、「脱力感」などの健康被害の症状が発生するものです。

 化学物質に反応するかどうかは個人差が大きく、また、ある時を境に突然発症することもあります。

「症状」と「原因」

症状

  • 吐き気
  • 動悸
  • 息切れ
  • 筋肉痛
  • 肩こり
  • 頭痛
  • けいれん
  • 不眠、
  • 全身倦怠感
  • 発汗異常
  • 皮膚炎
  • 目がかすむ
  • 下痢
  • 便秘 など

原因

原因の詳細

屋内

  • 柔軟剤
  • 香水
  • たばこ
  • 漂白剤
  • 芳香剤
  • 食品添加物
  • カビ
  • ダニ
  • ほこり
  • 防虫剤
  • 建材
  • 塗料 など

屋外

  • 排気ガス
  • 大気汚染物質
  • 農薬
  • 殺虫剤
  • 除草剤
  • 花粉 など

「化学物質過敏症」についてご理解とご協力のお願い

 皆さんが日常生活で使用する洗剤や柔軟剤などの香料などにより、化学物質過敏症で苦しんでいる方が身近にいらっしゃるかもしれません。

 化学物質過敏症は、周囲の方のご理解が必要不可欠な病気です。
 公共の場など多くの人が集まるところでは、香料などの使用についてご配慮をお願いいたします。

相談窓口

 化学物質過敏症に関する相談窓口として、認定NPO法人化学物質過敏症支援センターがあります。

  • 認定NPO法人化学物質過敏症支援センター
  • 〒231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通4-39 石橋ビル5階
  • 電話:045-663-8545(相談専用電話)
  • 相談日:水曜日・金曜日 10時~12時30分・13時30分~16時(祝日を除く)

ホームページ

化学物質過敏症で療養中の皆様へ

 化学物質過敏症により療養中の方が日常生活に支障をきたす場合、障害年金の対象となる可能性があります。

化学物質過敏症に関連する外部サイトのご案内

参考

消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省作成ポスター

厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」パンフレット

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉課 健康づくり係
〒386-0603
長野県小県郡長和町古町2869番地1
電話番号:0268-68-3494
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