新型コロナウイルス感染症のワクチン接種

 『もうワクチンは打ったかい?』『おかげさまでこの間2回目が終わったところだよ』『俺は予約してあるが、これからだぁ』

 あちらこちらでこんな会話が聞かれる。

 長和町のワクチン接種は、80歳以上の町民を対象に4月19日から予約を受け付けて、翌5月10日から始まった。1日45人から50人を延べ10日間かけて、6月11日までに487人が2回の接種を受けている。

 6月21日からは接種対象者を65歳以上に拡大してワクチンの接種が始まり、7月25日までに希望者約1,800人にワクチン接種を行うことになっている。。

 菅総理は65歳以上の皆さんへのワクチン接種を7月末までに終了させるよう全国の市区町村に要請し、各地でその対応に追われたことは記憶に新しいが、長和町においては当初から7月中の接種終了を計画していたこともあり、幸いにも大きな混乱はなかった。さらに、町の社会福祉協議会の協力により一人暮らしの方や高齢者のみの世帯を回り、接種通知と希望の有無を再度確認し、希望者が確実に接種を受けられるように対応をしている。

 65歳以上の接種が終われば次の段階として16歳から64歳までの皆さんを対象に接種を行うが、基礎疾患をお持ちの方や60歳以上の方を優先して予約や接種を行う。また先日、阿部長野県知事から「社会基盤の維持や災害時の対応に欠かせない皆さんや、仕事上不特定多数の方と接することが避けられない皆さんに出来るだけ早く接種することも含めて検討しましょう」と教員や保育士・警察・消防・接客業などを早期接種の対象とする方針が示された。6月11日に開かれた県市長会や町村会との懇談会で「基本的な考え方」として明らかにしたもので、当町においてもその方針で接種を進めることになる。

 それ以外の方の接種についてもできるだけ速やかに、短期集中で実施したいと考えているが、ワクチン接種にあたっていただいている従事者や依田窪病院の接種関係者にはあらためて心より感謝申し上げるとともに、全てのワクチン接種希望者にしっかり接種が終わるまで、もうしばらく頑張っていただきたいと願うばかりである。

 未だ有効な治療薬が無い新しい感染症の流行、パンデミックを経験したことが皆さんの今後生きていく上での道標となることを願いつつも、今できる最善の策であると思われるワクチンの接種を速やかに進めることで、安全と安心のまちづくりを進めることがいまの私の務めであると考える。

 当町のみならず、日本全国で、また世界中でも一日も早いこの新型コロナウイルス感染症の終息を願いたい。

 


令和3年6月18日

長和町長 羽田健一郎