平成28年度
活動報告
平成28年8月29日~9月2日にかけて、女子美術大学の学生と教授の皆さんが長和町を訪れ、実際に体感した長和町をテーマに、作品制作を行いました。
その際に制作された作品を紹介します。
注意:各作品のページに記載されている作品紹介は、平成28年9月に行われた報告会での発表音声を基に掲載されています。
注意:平成28年度事業報告書にも、各作品の詳細が記載されていますので、ぜひご覧ください。
注意:作品表示は原本をスキャニングしたものであり、作品そのものの品質を表現しているものではありません。
少子高齢化への提案
最初に町の資料を見て、長和町は子育て支援が充実していると思いました。しかし実際に案内してもらいお話を聞くと、高校生・大学生になると町を出ていく家庭が多いそうです。多くの子どもたちが戻ってくれるように、なつかしい・帰りたいと思ってくれることが大事だと思います。
子どもの数を増やすことも大事です。
そこで、長和町にあるものを一度整理しました。食育・工芸・自然が豊かです。これを強みに県外の子どもたちが長期間体験学習できるプロジェクトを提案します。
拠点は空き家や空き別荘です。しかし空き家はすぐに活用できません。空き家のリノベーションを町外・町内の子どもたちが一緒に楽しく行います。対象は小学生から大学生です。指導はリタイヤした大工さんなどに協力してもらいます。
発想次第で無限の可能性があると思います。新しい発見で長和町に愛着を持ってもらいます。
セカンドライフプロジェクト
長和町で印象的だったものに、紙布織を見せてもらう場での「かつみおばあさん」の表情、ご近所の方がたくさん差し入れをしてくれ、積極的に交わってくれる人たち。そして、和田宿本陣で説明してくれたおじいさんの親切・生き生きしているのです。
人にやさしく、輝いていて、人と共有する気持ちがあるところに魅力を感じました。
そこでセカンドライフプロジェクトを提案します。中高年に長和町でセカンドライフを過ごしてもらいます。そのためにはまず、長和町を知ってもらいます。物より人の心のやさしさを感じてもらいます。
そのために、長和町に短期留学してもらいます。そこで地元の人が先生になって紙布織などを教えます。その拠点として和田中学校を使います。
和田中学校を使うことで、町の人たちも新しい交流ができます。SNSで長和町は見られていると思います(私の出身の上越市より)。ネットで拠点の和田中学校の情報を発信し、そこで生まれた小物なども売っていきます。
ダッタンそばできれいになる
年を重ねても美しい美人の町をテーマにします。
ダッタンそばにはルチンなどの栄養素が多く、蕎麦湯の色はオレンジです。オレンジには食欲増進・気持ちが明るくなるという効果があります。
ダッタンそばを作られている方を見て、アンチエイジング化粧品を思いつきました。ダッタンそばの商品イメージにあったパッケージを考えました。シミ・そばかす・美白に効く化粧品です。
町としてのメリットは、ゆで汁を捨てずに有効活用・ダッタンそばの知名度アップです。消費者のメリットはオレンジ色で気分が良くなり、心も体も健康になることです。広まるために、キャラクターを作り、その声も考えてみました。
プラネタリウム
1枚の写真から、自分の中学時代を思い出しました。
閉校する和田中学校をうまく活用できないかと思いました。閉校したあと、必要なものは移動するがそのほかのものはそのままであると聞いて、それを活用できないかと思いました。
美術室のたくさんの木材、日本間の障子などです。和室の障子で電気スタンドを、木材でオブジェを作ろうと思いました。そして、日本間でプラネタリウムの世界観をあらわそうと考えました。
オブジェで光と影の世界を作れないかと思いました。多くの人に参加してもらいたいと思います。私は、日本間と隣の部屋の間の壁に開いた小さな穴からこれを発想しました。
わたしの絵日記。2月1日~2月20日 (PDFファイル: 513.8KB)
わたしの絵日記。2月21日~2月28日 (PDFファイル: 201.6KB)
わたしの絵日記。3月1日~3月20日 (PDFファイル: 495.0KB)
わたしの絵日記。3月21日~3月31日 (PDFファイル: 263.9KB)
わたしの絵日記。4月1日~4月20日 (PDFファイル: 492.3KB)
わたしの絵日記。4月21日~4月30日 (PDFファイル: 240.5KB)
わたしの絵日記。5月1日~5月20日 (PDFファイル: 473.2KB)
わたしの絵日記。5月21日~5月31日 (PDFファイル: 267.1KB)
わたしの絵日記。6月1日~6月20日 (PDFファイル: 482.2KB)
わたしの絵日記。6月21日~6月30日 (PDFファイル: 250.0KB)
わたしの絵日記。7月1日~7月20日 (PDFファイル: 522.6KB)
わたしの絵日記。7月21日~7月31日 (PDFファイル: 255.5KB)
わたしの絵日記。8月1日~8月20日 (PDFファイル: 519.5KB)
わたしの絵日記。8月21日~8月31日 (PDFファイル: 279.5KB)
わたしの絵日記。9月1日~9月20日 (PDFファイル: 499.1KB)
わたしの絵日記。9月21日~9月30日 (PDFファイル: 245.4KB)
わたしの絵日記。10月1日~10月20日 (PDFファイル: 505.5KB)
わたしの絵日記。10月21日~10月31日 (PDFファイル: 281.5KB)
わたしの絵日記。11月1日~11月20日 (PDFファイル: 484.8KB)
わたしの絵日記。11月21日~11月30日 (PDFファイル: 242.3KB)
わたしの絵日記。12月1日~12月20日 (PDFファイル: 479.5KB)
わたしの絵日記。12月21日~12月31日 (PDFファイル: 279.3KB)
絵日記の制作
ゆるいイラストで長和町を伝えます。
マスコットキャラクターを使って、ガイドブックに載らないような長和町の姿を描いた、ゆるい絵日記をSNSでシリーズ発信していきます。
町をテーマにしたマンガ
和田宿をテーマにしたマンガ
マンガから町に観光客を呼び込みます。
日本家屋とマンガが大好きなので、和田宿ではたくさん写真を撮りました。
マンガの要素は和田宿の建物の特徴である裏2階の構造、中仙道が東京と京都を結んでいることが発想の基になりました。
登場するのは旅籠に勤める主人公の男性、東京から逃げてきたミチコちゃんです。主人公はミチコちゃんに恋をしますが、ミチコちゃんは京都にいる男性を想っています。
町の寺社を紹介するモバイルサイト
長和町には神社・お寺・古い建物が多く、興味深いご神体も多くあります。「ミミズ神社」のような珍しいものもあることから、それをテーマにサイト制作を提案します。
スマホの普及率の高さからスマホのサイトにしました。モバイルサイトのよいところは、パンフレットを持っていなくとも、すぐにたくさんの情報が見られることです。
長和町の神様のキャラクターを作り、これで長和町を広めていきたいです。
絵本の制作
人口の減少と親子に注目して企画を考えました。
絵本が好きなので、絵本を作ることにしました。テーマは黒耀石です。
黒耀石ミュージアムは色々工夫されていて、親と子どもが一緒にアクセサリーを作っていました。黒耀石をきっかけに長和町に来てくれればと思い、近くにある星くそ峠を舞台に、やさしいお話を作ろうと思いました。絵本は大人になっても宝物です。将来、親と子で長和町に来て絵本の話ができればいいと思っています。
ダッタンそばのキャラクター創り
ダッタンそばはおいしく、体に良い効能がたくさんあることに興味を持ちました。そこでダッタンそばのキャラクターを作り、もっとおそばを広めることをテーマにしました。ダッタンそばが体に良いことから、正義のヒーローをイメージしました。
バスツアー
美ヶ原、美しの池、美しの塔と美しいとうワードがあります。それがあるところは女性にとって魅力的なスポットです。長和町の名所を巡り、食べて、美しくなる体験型の美旅バスツアーを提案します。
バスツアーのサンプルパンフレットでは、長和町の名所の案内と長和町の様子を紹介し、シンプルかつ上品なものを目指しました。
各所の組み合わせにより、年間を通じてツアーができるように考えています。
美ヶ原高原に美術館、美容と健康に良いダッタンそばを食べること、温泉に入りリフレッシュすること、おしゃれなペンションに泊まり美味しい食事をいただくことです。移動の時間はコンダクターの方に町の紹介をしてもらいます。黒耀石ミュージアムでアクセサリーも作ります。運転が苦手な若い女性、歩くのが苦手な高齢者層にやさしいツアーです。
女性の旅行は特典付きだと喜ばれます。ダッタンそばの化粧品などあれば、喜ばれると思います。私たちがバスツアーを選んだのは、町の巡回バスは旅行者には使いにくいからです。
近年、自家用車を持つ人は少なくなっています。家に車のない人も増えてきました。これらのことから、バスツアーが有効だと考えています。
SNSで情報を拡散してもらうことも考えています。女性はSNSが好きです。写真を撮ってSNSにアップすることが好きです。そして美味しいものも好きです。この収益で町のバスを確保することもできます。知名度アップ、住みやすさアップができます。
ダッタンそばのブランディング
ダッタンそばはうまい!
ダッタンそばはおいしく、蕎麦湯もいつも飲むものより美味しかったです。ダッタンそばは、おいしい・ヘルシー・ここでしかない・無農薬・どんな料理にも合うということからブランディングを行います。
ここでのブランディングは、高い品質・おいしさ・安全という点に対してです。そのため、ロゴの製作を提案します。イメージは、大地と水を含めたものです。緑は安全・安心。一筆で描かれているところは、人とのつながりを表します。日本を代表するブランドに。
オリジナルアクセサリー「黒波」黒耀石のアクセサリー
黒耀石体験ミュージアムをテーマにしました。ミュージアムで驚いたのは、大変丁寧に作られたグッズでした。また、女性スタッフの方々の活躍も見られました。女性の独立、活躍ということからミュージアムをテーマにしました。
体験から黒耀石には同じものがないということがわかりました。そして透明度の高い黒耀石とレジンを使ってのアクセサリーを提案します。黒耀石は歴史的なものなので、石の特徴を引き立てた記念グッズも提案していきたいです。
若い女性がSNSで自慢できるおしゃれなものを提案していきたいです。SNSでの拡散が、ミュージアム・町のPRにつながると思います。
事業報告書
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更新日:2024年04月11日