地区懇談会が開催されました

更新日:2024年09月30日

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9月17日(火曜日)和田コミュニティセンター、9月18日(水曜日)長門町民センター集会ホールにおいて、地区懇談会が開催されました。

地区懇談会につきましては、町の施策を推進していくにあたり、住民の皆様のご意見をお伺いするために開催したもので、2日間で約90名の住民の皆様に参加していただきました。

懇談会の内容についてお知らせいたします。

 

■「地域医療の新時代 ~国保依田窪病院・老健いこいの将来ビジョンに向かって~」

最初に、この4月から国保依田窪病院の病院長に就任されました城下 智 病院長より「地域医療の新時代 ~国保依田窪病院・老健いこいの将来ビジョンに向かって~」と題したお話を伺いました。

医療面では、団塊世代が後期高齢者となり社会保障が限界に達して社会全体に負の影響をもたらす「2025年問題」、高齢者救急の増加への対応、信州上田医療センターとの「下り搬送」、長野県の医療提供体制のグランドデザインにおける長野県・市町村・医療機関・住民の役割分担と連携の推進についてご説明がありました。

介護面では、人生の晩年をより心豊かに、有意義で満足のいくものにするに、何を大切にし、どう取り組むべきか、また、お迎えを受け入れるにあたり、延命治療を望むか、安らかな尊厳死を望むかなど、ご利用者自身の意思や希望を尊重しながら、支える家族の皆様の希望や、職員が提供すべき支援について話し合う「人生夢会議」を、老人保健施設いこいで行っているというお話がありました。

国保依田窪病院と老健いこいにおいて、医療と介護がシームレスに展開されていく必要性についてのご説明もあり、役割分担と連携の重要性が強調されました。

 

■町組織の見直しについて

この10月1日の町組織の見直しについて説明が行われました。

昨今の人口減少や超高齢化社会に向けた行政運営を行うため、加えて、職員の働き方や職員数の減少に対応した組織の構築が求められてきました。

そこで、これらの課題解決に向け、次の5つの考え方に基づき見直しを行いました。

1.人口減少に対応した組織づくり

2.超高齢化社会及び子育て支援の充実を目指す組織づくり

3.特色ある政策立案の強化に対応した組織づくり

4.職員数に対応した組織づくり

5.相談しやすく働きやすい課の統合及び係の再編

◎組織の見直し(機構改革)の詳細は、「令和6年9月17日・18日 地区懇談会資料」

をご覧ください。

 

■長和町デマンドバス「ながわごん」の実証運行について

本年4月から来年3月まで実証運行を行っているデマンドバス「ながわごん」の令和6年8月までの運行状況について説明が行われました。

また、現時点での検討課題についても説明が行われました。

検討課題としては、

○ご利用者様が多く予約が取りづらい。

○町の特性上、運行の移動距離が長いため次の運行までに時間を要してしまう。

○同じ方面や同じ時間帯のご利用者様が乗り合えるようAIの調整が必要。

が挙げられています。

 

●地区懇談会資料、地区懇談会での質疑等につきましては、こちらをご覧ください。

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